ログ | ナノ

「ブンちゃん、次体育ナリ」

「マジかよい！着替えんのめんどくせー」

「でも今日テストだから出んとどやされる」

「しっかたねぇな、着替えっか」

「うわ、いきなり脱ぐんじゃなか！まだ女子おる！」

「はぁ？別にいいだろ」

「そうじゃないナリ。このプヨプヨなお肉を見たら、ブンちゃんのファンの子が泣く」

「んだよそんなことか。俺は脂肪ごと愛してくれる奴を好きになるから問題ねぇよ」

「そんなんだからプヨっとるんじゃ」

「るせーな！じゃあお前も脱げ！」

「ちょ、止めるぜよおお」

「うわ、仁王ほっそ！やば、ほっそ！ガチ細だな」

「ちょっと黙ろうかガチホモ」

「おいてめぇ天才丸井さまにガチホモとか良い度胸だなぁガチ細が」

「ガチホモよりマシじゃー」

「かっちーんときたわ、今のお前の顔超うざい」

「この顔は生まれつきぜよ」

「潰してもよろしい？」

「敬語使っても許すわけなかろう」

「よし、廊下でろ」

「イヤじゃー」

「いいから出ろよ。あとその語尾伸ばすの止めろよい。流行んねぇから」

「ブンちゃんこそ、そろそろ天才的から卒業するナリ」

「てんめぇ…「ねぇねぇ、お二人さん？」

「あ…」

「楽しそうに何を話してるのかな？良かったら俺にも教えてよ」

「…ごめんなさい」

「ごめん、幸村くん」

「謝る相手が違うんじゃない？」

「おう…悪かったなブンちゃん」

「いや、俺の方こそごめん」

「次こんなことがあったら仲直りした後に握手させるから。

それが嫌ならケンカはもうしないこと。

わかった？」

「「はい」」

「よし、じゃあ体育行っておいで」

「うん？じゃあまた後でね！」

「テスト頑張るぜよ！」

「はいはい、いってらっしゃい」

111115

ケンカが始まったのを見たクラスの男子が幸村に助けを求めに行くのがお決まり。

幸村がオカン。