「全くできません」 「何が?」 「古典」 「…なんでやねん。あんなん雰囲気でどうにかなるやん」 「そんなんじゃ俺の気がすみません」 「お前が変にこにこだわるからできんのや」 「せーやーかーてー」 「のばすな。うざい。 もうちょう簡単に考えたらええんとちゃう?」 「そんなんで古典できたら今困っとりませんわ」 「古典以外めっちゃできるのにな。不思議やなぁ、人間て」 「勝手に感動しとらんと、宿題手伝えや一氏」 「先輩にそんな態度とるやつの宿題なんか手伝ってやらんわ」 「じゃあ部長んとこいきます。ぶっちょー」 「まてまてまて!可愛く頼んだら教えてやる」 「えーじゃあええっすわ。ぶっ」 「ああああもう!ええからここに居れや、光」 「…しゃーないっすわ」 (そう言っとる割にはごっつ嬉しそうやな…) 111113 ツンな光に押される一氏 大好物です |