親指取れちゃいました3
「ナオミ、見てみろ」
「なぁに、兄さん?」
「それっ!」
―シュッ
「ほら、親指が取れてしまった」
「!すごーい!親指が取れちゃった!!」
「凄いだろう?」
「うん!兄さん凄い!!どうやったらできるの?」
「それはな、コレをこうやって…」
「何をしてるんだ、2人とも」
「あ!ボス、見て見て!えいっ」
―しゅっ
「親指取れちゃったの!凄いでしょ!?」
「…お〜、凄いなナオミ!親指が取れてしまった!」
「えへへ、兄さんに教えてもらったの!」
「そうか、よかったな(撫で撫で)」
「よかったな、ナオミ」
「うん!」
「…何だか昔のお前を見てるようだな、フランク」
「…そうですか?」
「あぁ(ニコニコ)」
「…忘れました」
半分実話
フランク…若き日の叔父
ナオミ…幼き日の俺
スネーク…若き日の母
親指シリーズ書いてて、そういえばこの技は披露した従兄弟(4歳)の父親から教わったことを思い出しました
こうして技とか受け継がれていくんだな〜と思いました
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