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【辺境の地・地図に乗らない場所】 ・一つの大樹と集落。 交流はふもとの村のみ。主に農作を主軸として文化が成り立っていた。 土柄に恵まれ、そこで育つ野菜はどれも甘くて美味しいと評判である ・集落の人々は大樹に感謝をし祈りをささげる 野菜が育つのはひとえに大樹が大地の恵みを与えてくださるから。人々は感謝の祈りを毎日捧げ、大樹はそれにこたえるように集落の環境を美化する働きをする 【集落が成り立つまで】 ・最初は一つ小さな木と孤児4人から始まった。 そこは子どもを捨てる場所として密かに知られており、周辺は子供の死体が転がっていた。 当時の四人の中で最年長であった6歳の子が「僕たちだけの国を作ろう」と声をあげたことにより集落造りがスタートする。 ・子供の墓を建てて、木を育て、土を耕し、やがて木に精霊が住むようになる。 精霊は4人の姿に心を打たれて、精霊もまた手助けをするようになる ・木が育ち、大地に彩が戻ったころ。4人は……その頃には4人だけではなく10人、50人と人が増えていき国には程遠いが集落が完成しつつあった 始まりの4人はすっかり年老いて、死期が迫っていた ・4人は最期に大樹に「どうかこの集落の行く末を見守ってくれ」と願いを託し、大樹はそれを受け入れ一つの無垢な魂を生み出す それが、今の「レイ」の誕生であった。 【現在(レイ 学園入学前)】 ・いつの間にか大樹は共に寄り添う存在から信仰の対象になり、誰もが大樹を神のように扱い、奉った。 ・そしてある一人の男の子が不可侵の領域(大樹)を破ったことにより集落の人々は男の子を大罪人として裁き、少しずつおかしくなる ・人々は大樹に恐怖し、感謝の心を忘れて、大地は枯れていく。 ・今ではすっかり廃墟になり集落の人々は各々消えている。
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