羞恥と快楽
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・・・一言で言えば、キモチイイ。

「…で?テメェ、現実逃避してねぇでこっち見やがれ」
ぐいっと顎を掴まれてどアップで映るのは綺麗に整った顔の半分を包帯で隠し、ニヤニヤと笑う男、高杉晋助の顔。
一気に熱が上がったのは、俺がこいつの事を…なわけで、そのへんは察して欲しい。

「誰がてめーの顔なんかみるかボケ」

恥ずかしくってついつい、口から溢れるのは悪態しかなくて、相手の機嫌をどんどん損ねていってしまう。
舌打ちをした高杉にぐいっと腰を引き寄せられ、より深く結合した衝撃に目を見開く。
「…っあ…」

声にならない声を上げ、現実逃避していた意識を無理やり、現在置かれている状態へと引き戻されてしまった事に、俺は思わずまゆを寄せた。

「高杉ィ…オメーほんと性格悪ィよな…」
「あぁ?」

ぐいっと再び突き上げられて、俺は小さく喘ぎ声をこぼしながら奴の顔を見る。
「ほんっと性格悪ィよ」

荒々しい行為の中に微かに伝わってくる相手の気持ちと、それを必死に隠そうとする高杉の顔をみて胸がギュッと苦しくなった。

「落ちたもんだなテメェ…、白夜叉はどこへ行った?」

ガツガツと人を貪るかのように腰をふる高杉の声音にぶるりと体を震わせる。
低く、それでいて快楽に耐えるかのような声は俺の腰を砕くのには十分な効果を持っていた。
「テメェがこんなことされて黙ってるタマかよ」
言葉はひどく俺を傷つけるかのように、鋭い刃を持っている。


それでも

「お前さ、いい加減やめたら?やせ我慢すんなよな」

ずんっと最奥まで一気に突かれ、前立腺が壊れるんじゃないか、と思うほど押し上げられた。
「っい…ぁああっ!」
瞬間、体の中に熱い液体が迸るのを感じる。

「オメ…さ、隠して…るつもりなんだろー…けど、バレバレなんだ…よ」

荒い呼吸の最中、言葉をこぼす。
するりと相手の頬を撫で、今は亡き左目をいとおしげになでた瞬間。
高杉の顔が変わった。

「…てめぇ、馬鹿なくせに無駄に鋭いなァ…」

あの時刃を向けた瞬間もこいつは、苦しげな表情をしていた。
そんなに無理しなくてもいいと、前前から言っているのに、こいつはいっそも聞きやしねぇ。
挙げ句の果てに、何を思ったのか弱った俺を襲って見る始末。
でもやっぱり其の顔はどこか苦しそうで。


「あのさ、俺伝えなきゃなんねー事あんだけど」

俺は思い切って、彼の唇にキスをした。







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え、えんどー!!!!!!
久しぶりの高銀イミフだし、しねよ私!
高杉は小さい頃から銀ちゃん一筋なんです!



     

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