第一訓『天然パーマに悪い奴はいない』
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天人がのうのうと、江戸の町を歩いている。
銀髪の男、坂田銀時はそれを見つつ、これから味わえるであろう甘味を想像して舌なめずりをした。
個人的に天人がウロウロしようが、何をしようが何も感じはしない。
夷狄の侵入をこのまま許してはおけない、と攘夷を叫ぶ者もいるが、それはただの退屈しのぎにしか過ぎないのでは、と銀時は思っていた。
ファミレスに入り、席に座る。
注文を取りに来た店員に、メニューもみずチョコレートパフェ一つと伝えると、腰に差した愛用の木刀を隣に置いた。

まもなく、パフェが運ばれてくる。
久しぶりの甘味にワクワクしながら銀時がスプーンをつけ食べはじめた。


   

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