どうしようもなく、愛しいものを前にどうしようもなくなってしまうのは、本当にどうしようもない

言葉が伝わらないのは悲しい。だが、伝わればいいというものでもない。

理解していると思っていたことは、砂粒一つにも満たず

終わりがないなら始まりですか?違う違う。今はただの途中の道中。

お前のために全てを捧げる、そんなこと俺にしか出来ないから。

君が君として生きるのなら、私は何も言いはしないよ。

君を愛しいと思うことが君を憎いと思うことと同列であったから。

愚かを愚かとだけ断じるならば、なんて世界は遠いのだろう

強烈な主観では物事が歪んでいるし、圧倒的な客観は誰とも共有できない

死を願いはしません。生を望みはしません。運命に流されたいのです。

苦手なのは過去ではなく、先にあるのに付きまとう未来

損失の痛みを覚えているのなら、まだ、またやり直せるさ。

空気はあくまで清浄さ。一呼吸毎に心は澱んでいくけれど

喜びでしょうか?悲しみでしょうか?痛みだけなのでしょうか?

終わりが見えた始まりを始める意味があるのだろうか

嘘と本当を重ねて透かして、心許ない自分を見つめて

思い出を捨てることも抱きしめることも出来ないのなら

自分の殻が無くなったのなら、そこにひ弱な私が残るの

単純に言おう。君が好きなんだ。確かな約束などなくても。

言葉は消費されるためにあるのではない。訴え掛けるためにある。





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