※クラウドが女性。いろいろ注意






「……………あ」
気怠げに地面に寝そべっていたクラウドが、徐に声をあげた。共に焚火を囲んでいる仲間たちも、なに、とそちらを見遣る。
「きた、のかも」
「? なにが…」
頭上に疑問符を浮かべている者、もいる。そうでないのは聡い者、常識を弁えた年長者だろう。そんな男性陣の反応を知ってか知らずか、クラウドはのそりと立ち上がり、一度テントへ入ったあとで、どこかへ消えてしまった。
「え、何なんスか?何が来たって?」
「さあ…」
そんな様子を見て苦笑いしているセシルに気付き、セシルは何か知ってるッスね!と食いついたのはティーダであった。フリオニールも何だかんだで知りたそうな表情で、はあ、とセシルは思わず溜め息をついてしまった。
「…お腹痛いって言ってたじゃない。クラウド」
「………え? それが何の…」
同時にがさ、と音がしてそちらを見れば、クラウドが戻ってきていた。ティーダがしつこく詮索しようとするよりも先に、

「ごめん。生理なった」

セシルの気遣いも空しく、淡々とクラウドは告げた。ぼっと顔を赤く染めるフリオニールに、苦笑いを浮かべるティナに、仲間たちの反応はさまざまであったという。



体調のひとつとして言っておくべきと考えてる♀クラウドさん
生理ネタやりたいがために女体化とかほんとすいません できそうなのがなんとなくクラウドだけでした

2010/01/22



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