僕ニイロ!今ヒカリ(DPtの♀主)達と一緒にキッサキシティに行く途中だよ!テンガン山を抜けたら吹雪でびっくりしちゃった。
ロクトとサンは雪大嫌いだからすぐにボールの中に入っちゃった!イツキとシナもボールの中でお休み中なの。だから、僕とキイチでヒカリの護衛だよ!

『凄い!前見えないや!』
「吹雪!凄いねぇ!」
「御主人、あまり傍を離れないで下さい。遭難してしまいます」
「大丈夫だよキイチ!僕がちゃあんと見つけるから!」
「そう言う問題じゃない」

見たことない吹雪で、僕もヒカリも大はしゃぎ!でもキイチに叱られちゃった…。そうだよね、僕達がしっかりしないとヒカリ弱いもんね!

「御主人、近くにロッジがあると聞いたんですが…」
『うん、この道を真っ直ぐ行った所にあるって!』
「わ!トレーナーさん達もいっぱいだよ!」

他のトレーナーさん達も寒いんだろうね。皆ロッジの方向に向かって歩いている。中にはバトルをしている人もいた!バトルするかな?ワクワク!

「ヒカリ!ヒカリ!」
『はいはい、バトルでしょ?でもロクト達も疲れているだろうから先にロッジ行こう!』
「え〜!楽しい事したぁい!」
「ニイロ」
「う〜」

バトル〜バトル〜って言ってたら、キイチにギッて睨まれちゃった。へへ、でもキイチちっちゃいから全然怖くないよ!これ口に出して言ったら、キイチに丸焼きかフルボッコにされるから言わないよ!サンが実際に殺られていたからね。同じ事はされないよ!僕賢いからね!

『ニイロ、ニイロは目がいいからロッジまで案内してくれる?』
「うん!いいよ!ロッジまでヒカリとキイチ案内する!」
『ありがとうニイロ。偉いぞ〜』(なでなで)
「!、へへ〜//」
「ハァ…」

ヒカリが手を僕の頭に伸ばしてきたから、僕は屈んであげたよ!そしたらよしよしって頭撫でてもらえた//ヒカリにこうやってしてもらうの僕好きぃ!
キイチはそんな僕たちを見て溜め息ついてた。幸せ逃げちゃうのに〜!あ、それか羨ましいんだな!キイチもヒカリ大好きだもんね!

「よし!2人とも僕に着いて来てね!」
「道間違えるんじゃないぞ」
「勿論!」
『っくしゅ!寒っ…キイチ、手握って!!』
「……」(ギュッ)
『キイチの手温い…流石炎タイプね!』
「あ〜!キイチったらズルい〜!僕もヒカリと手繋ぐっ!」

キイチとは逆の方の手をギュッと握る。ヒカリの手冷たくなってた!
ヒカリは暖かいのか、幸せそうに笑っていた。それをキイチは、普段あまり見せない穏やかな顔付きで見ていた!あっ!キイチ笑ってる、珍しい!




キイチは右!僕左!



ロッジまで護衛だよ〜






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