プロローグ | ナノ





高校生になって二年目の冬の事
高校生には有り得ないであろう妙な噂が流れて来た


【この学校付近に幽霊が出る】


僕は信じても無いし興味も無く馬鹿馬鹿しいと思っている


本来なら、こんな噂はデマだと思われてすぐに消えるはずだが消えないのは多分信憑性のある人物が噂に対して敏感に反応を示しているのが原因だと思う



その人物は、恙神涯

成績優秀で眉目秀麗な人気者
そんな彼が噂について敏感に反応を示し聞いて回ってる


まぁ…。彼がどんな理由で噂について検証して居るのかは知らない




さて、前置きが長くなった
とにかく僕は幽霊なんて物は信じてなかったんだ過去形で





だって…
目の前に幽霊と出会ったら…そりゃ信じるしかないよね?