「黒子っちは…、いつまで変わらないつもりっすか?」
「それは、どういう?」
彼が言いたい事は分かる
彼が僕を助けてくれようとしているのも痛いほどに伝わってくる
それでも…僕は、彼を受け入れない。
「もう、あの人は…っ。赤司っちは、もう、」
「黄瀬くん。」
「赤司っちは、もう黒子っちのこと――っ、」
「黄瀬くん!」
僕が声を荒げれば、彼は悔しそうに目を伏せる。
僕がおかしい事も、彼が正しい事も頭では理解できている。のに、
「僕は、赤司くんから逃げる事なんて出来ません、知ってますよね?」
僕の言葉に泣き崩れる目の前の彼
彼は捨て台詞といわんばかりに一言吐き捨てた
「どうかしてる、っす、」
ははっ、その通りだとも。
交わらない未来線
だって、まだ好きですから。
***
赤黒前提の黒黄?
元々は黄黒の予定だったのに黄瀬が女々しくなった…。
テーマとしては『過去』
赤司は、もう黒子の事を敵としてしか見てないけど黒子にとっては忘れる事が出来ない人
そんな黒子を見かねた黄瀬が黒子を説得する話でした、解説終わり!
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