灰羅と父と煙草

 うっかりハマったら、金額的に漫画本を一冊捨てるようなものなので、灰羅は煙草をのみません。

 そんな灰羅にある日父が煙草を一本差し出し――


父「煙草に火ぃつけるからくわえて」

灰羅『自分の口でくわえぇや』

 と言いつつ煙草のフィルターをくわえる灰羅。
 ライターで火を着けるのに合わせて息を吸い込み、煙草を口から放して息を吐く。

 ―――が、

灰羅『あれ? 口から煙出ぇへんよ。火ぃ着いてへんのんとちゃう?』

 煙草を口から離し、指で挟んで父の方に向けると……

父「――あっつ!」

灰羅『――えっ! えぇっ!?』

 煙草の先が父の手に直撃。

姉[アンタ、火ぃ着いてんのに何してんの……]

灰羅『えぇっ! 火ぃ着いてなかったんとちゃうん!?』

姉[口から思いっきり煙出てたやんか]





 口から煙出てたなんて全く気ぃつかへんかった(´д`;)
 危うく父親に根性焼き……

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