▼ 明智光秀と恋
※下ネタ注意
「ひじきさん、海に行きませんか?」
『は……?』
化学教師の明智先生に頼まれて実験の後片付けを手伝ってたらいきなり、訳の解らん事を言われてアホ面しちゃったよ。
「おやおや、お顔が大変な事になっていますよ?」
『放っておいてください!っていうか、誰のせいですか!?』
いつもと変わらないニヤニヤ顔で暴言ありがとうございます。でも、たとえ前に「変態」が付こうとも教師が生徒を個人的に誘わないでください、ぶっちゃけ誤解します。
「少し遠出をすれば見付かりませんよ。私はひじきさんの水着姿が見たいんですよ、ククク…」
うん、貴方は少し言葉をオブラートに包むって事を覚えてください。っていうか、嬉しいけど
『私、太いから水着姿とか醜いですよ…』
まぁアレだ、私はポッチャリだ。パンツの上に若干肉が乗るレベルだから上着は必須。
世の中ポッチャリのがモテるとか嘘だと思うんだよね…って、単純に私がモテないだけか。
「醜いだなんて有り得ません。明日は土曜日ですし、迎えに行きますから待っていてくださいね。」
あぁ、水着等の必要なモノは私が用意しますから…なんて言われて断りきれずに海デートをする事になってしまった。
・・・・・
そして土曜日。
とりあえずはウォータープルーフの化粧品でバッチリメイクして、着替えやすい服装で正座待機。ドキドキが止まらないんですけど!
だって明智先生って変だけど男前だし、気持ち悪いけど優しいし、嫌いじゃないっていうか、実はけっこう好きだったりする…なんて考えてたら到着しましたよって電話があった。
『お待たせしました…』
明智先生の車に乗り込めば私服姿で…カッコイイなんて言わないんだから!
そして、どうぞと渡された水着はビキニ。予想はついてたからパーカーは準備済みだよ。
色々と話をしていたらあっという間に隣の県の海水浴場に到着したから海の家で着替えたんだけど…この水着ワイヤー入りで胸がスゴい。そしてお腹もなかなかだ(笑)
「ひじきさん…貴女はなんて酷い人なんですか…」
パーカーを着て出てきた私を見て絶望的な顔をする明智先生…いや、本当に見せれる身体じゃ無いんですって!
「女性は肉肉しいムッチリさんがいいんじゃないですか…あぁッ!」
なんて表現すればいいんだろうか?こう、悦ってるような顔で言いながら二の腕をムチムチ揉んでくる明智先生がキモい。
「少しだけ、少しで良いのでお腹を見せては頂けませんか?」
お願いしますと距離を詰められた挙げ句、両手首をガッチリ掴まれたから渋々だけど少しだけパーカーを捲ればぽっこりムッチリお腹が見える。
ヤバい、恥ずかしすぎる…とか思ってたら「あぁッ!」とか奇声を上げてしゃがみこんだ明智先生。驚いてどうしたのか尋ねたら勃起してしまいましたって…帰っていいですか?
とりあえずクロックス履いたまま踏みつけてみたらより悦ばれてしまったとか…変態過ぎる。
まぁその後、浜辺でうしろからギューされてお腹の肉をムチムチ揉まれまくったのは言うまでもないだろう……
『明智先生、淫行条例違反で捕まりますよ?』
「私が揉んでいるのはお腹ですので性的な意味合いは有りませんから大丈夫ですよ。」
そう言いながらもムチムチ揉んでくる手を止めない明智先生…っていうか、性的な意味合いは無いとか言いながらお尻に何かが当たってますが?
ナニですよ、とかさらっと答えた明智先生に肘を入れて性的な意味合いですよねと詰め寄ってみる。
「でしたら捕まらないように結婚しましょうか?」
……どんなプロポーズだよ?!っていうか、私がはいって答えたら明智先生どうするの?
20140730.
明智光秀/黒雪様
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