ぞわりと脊髄に甘い痺れが走る。
静雄は気付かれないように手で顔を隠しながら指の隙間から男を覗き見る
ちゅるりと粘着質な音がして静雄は恥ずかしくなって目をつむる
臨也はそんな静雄を知ってか知らずか興奮で赤くなった顔で笑みを浮かべながら尚も静雄の足の指に舌を這わせた
臨也は自分のチェアーに座る静雄の右足を両手で大切そうに固定して、静雄の足の裏をベロリと舐め上げる
そして親指を口に含み付け根から舌でくすぐる。
ちゅぽと親指を口から離すと次ぎは人差し指に移動する
静雄は真っ赤になって快感にぶるりと体を震わせた
性器はきつそうにスラックスを押し上げている

「いざ、や…」
「ふぁに?」
「は、欲し…い、いざやの…ちょうだい…!」

静雄は臨也に見せ付けるように左足を開いてスラックスによって隠れて見えない秘部を晒す
臨也はそんな静雄を見上げながらふるりと震えて、右足の甲にキスをする

「いざやぁっ…!」
「いいよシズちゃん、シズちゃんのこと沢山気持ち良くしてあげる。」

そう言いながら臨也は静雄と同じく主張した性器が持ち上げるジーンズのベルトを外した
その様子を静雄は嬉しそうに眺める。そして自分もスラックスのベルトに手をかけたが、臨也に止めるよう言われてしまった。
静雄は焦らされて限界になった性器に更に鞭を打ってこれからもたらされる快感を想像する。
それだけでお預けも静雄に取っては悦びになる。スラックスの中で張り詰めた性器から先走りが溢れるのがわかった。
部屋には臨也がジーンズを脱ぐ音と二人の荒い息だけが響いていた。
臨也はジーンズと下着を脱ぎ捨てると元居た静雄の足元へ、足を軽く開いて緩く座る
静雄はきょとんとした顔で臨也を見下ろした
臨也はそんな静雄の表情にふるりと震え、勃起した性器からは先走りが溢れて、隠毛へ滴り落ちて行く

「い…ざや…?」
「足コキしてよ、シズちゃん」

臨也は淫らに笑って静雄を見る
静雄は困ったように涙ぐむと赤い顔のままゆっくりと舐められていた右足で臨也の性器の裏筋を擦り上げた

「ふっ…はぁっ…シズちゃんっ…」

静雄は靴下が履いてある左足も使い臨也の性器をぐにぐにと大胆に踏み始めた。
臨也の先走りで静雄は靴下が湿っていくのを感じてそれに胸の奥が熱くなる
自分が今足蹴にしているものがこれから自分の中に押し込まれ、奥の気持ちいい箇所を突き上げるのだと思うと静雄は自然と足の力を込めてしまう

「シズちゃ…!はっ…いいよっ…もっ…もっと…強く…!」
「臨也…気持ちい…?」
「いいっ…気持ちいい…!うっ…ぁ、シズちゃん…!あ!」

びくりと性器が一瞬緊張したかと思うと勢い良く白濁が飛び上がった
臨也はその刺激で一瞬のけ反り、荒い息を吐いて白濁がついた静雄の足をうっとりとした目で見つめていた
静雄はついに我慢の限界がきたのかガチャガチャとスラックスのベルトを外してチェアーから降りて臨也の上へ乗り上げた
スラックスと下着を足に引っ掛けたまま膝立ちになって張り詰めた性器を恥ずかしがるそぶりを見せることなくさらけ出す
臨也が息を飲んだのがわかり、静雄は臨也に乱暴に口づける
舌を絡ませ合いながら静雄は己の秘部に指を突っ込む

「ふぁっ!あ、ぁああっ…!」

待ち侘びた快感に限界だった性器はすぐに果て、白濁が臨也の黒いシャツに飛び散る
半分意識が飛んだ静雄から唇を離すと臨也は静雄の首筋に吸い付きながら静雄の尻たぶを掴み、静雄の指が入った蕾へ自分の指を潜り込ませた
臨也が二本指を入れたことによって拡がった刺激にびくびくと面白い位に静雄は震え、臨也にしがみ着きながら指を出し入れする
それに便乗するように臨也も指をバラバラに動かして、静雄のいいところを押し上げた
静雄の性器は硬度を増やし始めていた

「はぁっ!あっ!いざやぁっ!そこっ…はぁっあぁっ!」
「気持ちいいんでしょシズちゃん…ここ大好きだもんねぇ」
「ふぁっ!気持ちいいぃっ!すき、そこすきぃっ…!」

静雄は既に完全に勃起した性器になど目もくれず媚肉を擦り上げられることに夢中になる
臨也はずるりと静雄の中から指を抜き、静雄の指も一緒に抜かれた
中への刺激がなくなり静雄はボロボロと涙を流して、そそり立つ臨也の性器に手を伸ばす

「欲しい、いざやぁっ…!おれっ、おれもうむりぃ…!」

静雄は濡れそぼつ蕾に臨也の性器を押し当てる
臨也は静雄のワイシャツを乱暴に破き、赤く主張する乳首に吸い付いた

「ふぁっ!あっ!やぁっすっ…吸うのやぁあ…!」
「シズちゃんおっぱい大好きじゃない。俺もシズちゃんのおっぱい大好きだし」
「あっああっはぁあっ!」

じゅるじゅると吸われ、かくりと静雄の腰の力が抜ける
その拍子に静雄の中へ、雄々しい臨也の性器が入り込んだ
「あっ…!ああっ…あ…!ぁあああっ…あ――――…!」

体を痙攣させてのけ反りながら静雄は達する
きゅうきゅうと臨也の性器を締め付け、臨也はぶるりと震えたが達することはなかった
所謂対面座位で静雄は一心不乱に腰を揺さぶる。
臨也はそんな静雄の痴態に熱い息を吐き、くにくにと静雄の乳首を弄くり回す

「奥っ奥きてるぅ…!あっああっ!いい、いっちゃうっ…!いざやあっ!おれっおれもうイッ…!」
「はぁっ…いいよシズちゃん好きなだけイッて…!中、中に出していい…?」
「いいっ!出してっ!俺の中にっ…いっぱいっ…!っ…ひうっ!」

臨也と静雄は同時に果て、静雄は脱力して背中から倒れ込む
臨也は慌ててそれを阻止し、静雄を押し倒す形になる
そのときに臨也の精液が静雄の穴から溢れでて静雄はひくりと蕾を収縮させる
それに臨也の性器は勃ち、静雄は嬉しそうに臨也の背中に足を絡ませた


























流石に反省してる

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