もう8時かぁ‥
そろそろ帰らないと、
｢じゃああたしそろそろ帰るね｣
｢えー?!まだいいじゃん｣
｢うーん‥でもあんまり遅くなると
弦一郎とかに迷惑かけちゃうし･･･｣
｢｢｢｢え?!｣｣｣｣
｢え？｣
あたしなんか変な事言った?
言ってないよね?!
｢な、何｣
｢なんでそこで
真田の名前が出てくんねん｣
｢しかも呼び捨てでしたよね！｣
｢仲良しなんだな!｣
うおー
なんか一気に注目の的だ
｢あー、えっと今は弦一郎の家に
友達とお世話になってるから、？｣
｢アーン？親戚か何かか｣
｢そんなんじゃないけど‥｣
｢ふーん｣
うお！
怪しまれている！
若、そんな目で見るんじゃないっ
｢とにかく！帰るねっ｣
｢千尋が帰るんなら
お開きにしよーぜ！俺が送っ、
｢なら俺様が送ってってやる｣
がっくんが何か言いたげだけど…
｢‥ありがと、景吾｣
｢行くぞ！｣
まぁ、そんな流れで景吾に
送ってもらう事になったんだけど‥
｢ねぇ、これ方向違うよね?!
神奈川に向かってないよねぇ?!｣
｢いいからしばらく付き合え｣
｢えー?!‥まぁ、いいけど･･･
(言っても聞かないだろうし)｣
‥どこ行くんだろ
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