「お前何す‥っておい!お前」
 「ヤベーよ、山吹の亜久津だ」


 「暇だから殴らせろ」


 「いい意味わかんねーよ」
 「にっ逃げるぞ!」







 一瞬でいなくなった不良たち
 そのかわりあたしの目の前には

 亜久津 仁




 「いきなり走るなよ亜久津〜」




 と、遅れて登場千石清純

 壇くんがいないのが
 非常に残念でならない







 「あの‥ありがとうございます!」

 「は?」

 「ほんと助かりました!!」

 「テメェを助けた覚えはねぇ」

 「とにかくありがとございます!!」



 「‥勝手に言ってろ」







 まさかのあっくん登場‥

 うんっ





 「そんなツンな感じもやっぱいい!」

 「意味わかんねぇ」





 やべ、声に漏れてたよ
 もの凄い睨まれたし!





 「ねぇ君、可愛いねー!名前は?
 俺は千石清純!こっちは亜久津仁」

 「あ、千尋ですっ!」

 「千尋ちゃんか〜
 こんな可愛い子と知り合えるなんて」

 「い‥いやあ」

 「ほんと俺ってば、ラ

 「おい‥俺はもう行くぞ」

 「ええー?!待ってよ亜久津!
 もうちょっとお喋りしてよーよー」

 「うぜぇ」

 「亜〜久〜津〜!!」




 わー、なんか可愛い
 て言うか仲良いんだなー…




 「‥あのっ!助けて頂いたお礼に
 何か奢ります!モンブランとか!!」

 「ちッ」

 「決まりだね!ラッキーー」






















 「で、千尋ちゃんは
 立海の生徒なんだーっ」

 「うん。」

 「立海にはこんな可愛い子が
 いるのかぁ!うらやましいな〜」

 「え‥はあ、」



 「つまんねぇ、俺はもう帰る」

 「そんなぁ〜‥仕方ないなぁ
 じゃあまた連絡するね!ばいばい」

 「うん。今日はありがと‥
 きよちゃん、あっくんまたねっ!」




 「テメェ‥その呼び方やめろ」

 「えー!あっくん・・・だめ?」







 「、勝手にしろ!」



















 あーあ、帰っちゃった。

 ってかあたし奢るって言ったのに
 二人ともお金払ってくれてあるし


 何だかんだでやっぱり優しい






 てか、そろそろ氷帝行かなきゃ










 










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