「おはよ、ジャッカル」







 教室に入ると隣には
 既にジャッカルの姿があった







 「おー、おはよ‥」

 「ん?なに?」

 「雰囲気なんか変わったか?」

 「そーかな?」





 なんだろ?
 そんな事ないんだけどなー






 「落ち着いたって感じするぜ
 うん、そっちのがいいな!」

 「あ、ありがとう!!」

 「今日は一段と笑顔が眩しいぜ」






 「ジャッカルどっかで頭打った?!
 いきなり何!なんも出ないよ!?」

 「いや、褒めただけなんだが‥」











 滅多に褒められることなんて
 ないからね・・・

 笑顔が眩しいとか


 ジャッカルには負けるよ!
 きみはいい子だ!!










 「あたしジャッカルと友達で
 ほんっとーによかったよ!!」


 「お、おう?!
 …やっぱり変わってない、か?」

 「なに?」

 「いや、なんでもない」

 「ふーん」










 すかーっと気分よくなった所で
 あたしの嫌いな数学の先生が現れ
 小テストをさせられた


 抜き打ちとかほんと無いから




 先生、ひどいよ。















 「あー‥絶望的」











 









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