「おはよう、綾那」

 「おっはよー!」

 「相変わらず元気だね」

 「うん!まーね‥だって」




 そう言って綾那が
 もじもじしていると
 弦一郎がやってきた




 「表に仁王が待っているが、」

 「まじで!じゃあ先行くね」



 「あ、うん(そう言うことね)」











 すっかりラブラブな二人
 学校一緒に行くんだ〜
 いいね、青春だねー








 「では俺たちも行くか」

 「うん、そうだね」






 綾那がいないと言うことは
 必然的に弦一郎と二人きりで登校


 だけどそんなのは気にしない
 もうそういうモノは
 あの日、すてたから。


 あたし達は他愛のない話をしながら
 足早に学校へ向かう







 「そう言えば弦一郎、昨日
 精市にいじめられてたでしょ」

 「いじめられてなどいない!
 精市の機嫌が悪かっただけだ」

 「あはは(魔王降臨してたもんな)」





 精市が黒いオーラ出すと
 誰も勝てないんだよねー

 あれに逆らったらまじヤバいから。


 あたしだって
 まだ死にたくないからね!
 見ないふりだよ。







 楽しい時間程早く過ぎるもので
 そうこうしてるうちに
 いつの間にか学校についていた







 「じゃあまた、部活でね」

 「ああ」











 









[*前] | [次#]




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -