どっかにラケットとボール
 ないかなー…‥




 「ラッキー!誰かの忘れ物じゃん」

 「お借りしまーす!」





 その場に置いてあった
 何やら高そうなラケット2つ

 とボール♪

 ほんとツイてるよね!






 「なんか久しぶりかも、テニス」

 「授業でやった以来だよね」







 リアル中学の時(3、4年前か)
 テニスは授業でやったけど






 「サーブってどーすんだっけー」

 「投げて打ったらよくない?」





 下手くそ過ぎてヤバいんだよねー
 ちっさいんだもん、ボールが





 そうだなー、サーブと言えば‥
 不二の消える打球的な?





 「よし!行くよっ!!」

 「こーい!」

 「えいっ」





 ボールに回転をかけて、
 下からタイミングよく打つ





 「その打球消えるよ…なんつって」








スパン











 「えっ?!?!、ちょ千尋何今の!」

 「わわわかんない!!!!!!」







 なんて言うか…‥
 ボールが一瞬消えました。

 ちょっと、あたしってば
 不二のアンダーサーブ打てちゃったよ









 「何?!どうしたら打てたわけ?!」

 「いやー、普通に…‥」

 「あたしもやる!!!!!!」








 そう言って綾那が
 サーブを打つ体勢になった

 その体勢って事は
 リョーマくんのツイストサーブだね





 「っえい!!」








パシュッッッ







 地面でくるくるなって
 激しくまがったボール




 「うわっ危ない」





 もう少しで顔面直撃の
 鼻血ぶーだったよ





 「ヤバい、見た?!」

 「うん‥」

 「ツイストサーブ打てた!!」

 「うん!!!!!!」

 「もしや最強設定?」




 ああ、あの夢小説でよくあるアレ?
 なんでも出来ちゃう的な?




 「てか気づくの遅くない?」


 「あはははっ、確かに」







 すげーよ!

 これなら
 なんでも出来ちゃうよ!









 









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