洗濯を済まして
 ドリンクを持って行くと
 ちょうど休憩に入った所だった









 ジャッカルは精市を
 チラ見しまくってるし、
 綾那にいたっては精一と目を
 合わせようとしない


 二人とも不自然過ぎる

















 「はい、ドリンク」

 「これタオル!」



 みんなに一つずつ渡していく



 「ああ、すまない」

 「あざーっス」

 「助かります」




 「お疲れ様!にしても‥
 相変わらず凄い人気だね」



 「今日はいつもより少ない方だな」

 「そうじゃのぅ‥」

 「におちゃん、これ…」

 「なんじゃ」

 「調理実習で作ったの
 クッキー嫌いだった?」

 「…いや、頂くぜよ」





 何気に綾那アピってるなー
 そう思いながら2人を見ていると
 ツンツンと後ろからつつかれた






 「ん?赤也くん‥何?」

 「千尋俺もクッキーほしい…」



 か、可愛い・・・

 さりげなく呼び捨てだけど!
 先輩なのにタメ口だけど!!


 許す!(お姉様が許可しよう!!)







 「ずりぃぞ赤也!俺も!!」

 「あ、ケンカしないで食べてね」



 …って無理か




 「うめぇー!」

 「あっちょ!丸井先輩食べ過ぎ」

 「うるせーなぁ」






 「あの、ケンカは‥」

 「2人共、少し落ち着いたら?」




 「だってよーこれうま‥」

 「・・・俺は落ち着いてるっス
 うるさいのは丸井先輩っスよ」

 「はぁ?お前赤也ふざけんな!」



 2人ともそのぐらいに!
 じゃないと精市が




 「ふふふふふふ」




 「「・・・」」









 強いな‥さすが幸村精市
 笑っているだけなのに。



 「そ、その辺にしてさ‥うん
 部活!部活しよう!うん!!」





 「そうですね」

 「うむ」

 「いいデータがとれたぞ」















 お前はまたデータかよ
 あたしもデーター帳作ろうかな‥













 「あ、千尋」

 「ん?どうしたの?」

 「今度他校と練習試合があるんだ
 手伝いに来てほしいんだけど‥」

 「マネージャーだもん!行くよ?」

 「助かるよ、ありがとう」

 「お礼なんていいよ、精市」














 「‥部長まで呼び捨て!」

 「・・・いつのまに」












 









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