(まだテニス部と仲良くしてる)
 (今回しぶといよね‥)
 (まじ邪魔すぎ・・・)















 もうコッチに来て三週間
 相変わらず続く嫌がらせ

 お嬢さん達聞こえてますよー‥




 「はぁ―…‥」











 「あれ?ため息なんて
 幸せが逃げちゃうよ」


 「ゆゆゆ幸村さまっ(またいきなり)」




 何故この人は
 いつも突然現れるんだ!!





 「また様ついてる‥て言うかさ
 俺の事も呼び捨てで呼んでよ」

 「えっ!いやそんな…」



 ムリムリ無理だよ・・・
 呼び捨ては勇気いるんだよ!!



 「弦一郎は名前なのに…」

 「えっいや‥それ、は
  (雰囲気って言うか…)」




 返答に困っていたら
 物凄く威圧感のある笑顔で微笑まれた




 「ふふ、精市って言ってみて?」



 く、黒いよ
 笑顔が真っ黒だよ・・・

 拒否権ないよ、これ








 「せ、精市・・・くん」

 「・・・」

 「〜精市!でいいんでしょ?!」

 「うん。よくできました」







 くぅ・・・
 強い!てかその顔ヤバいよ

 素敵すぎだよ・・・!







 「それじゃあ千尋
 俺は用があるからまた後でね。」

 「あ、うん・・・」








 王者立海の魔王の恐ろしさを
 何だか垣間見た気がするよ

 でも笑顔はかっこよかった←













 「私は見たぜ!」

 「‥は?」

 「俺も見たぜ!!」





 後ろから現れたのは
 綾那とジャッカル

 何こいつら‥
 どっから湧いてきたの?







 「千尋ったら・・・
 真田のおじさまだけでなく
 我等が魔王ゆっきーとまで!!」



 真田のおじさまって‥



 「こ、これは‥立海テニス部
 始まって以来のスクープだ!」



 や、違うよね?
 確実に違うよね!!





 「これはブン太調査員にも
 速急に伝えなければっ!!」

 「あぁ!柳達にも・・・」











 「(うるさい)あのさぁ‥
 いい加減にしようよ、ね?」










 「ビクッ(黒い!黒いよ!)」

 「ビクッ(恐ろしい・・・)」








 「へんじ」










 「はい!!まことに
 大変失礼致しました!」

 「もうしません!
 一切ふざけません!!」

 「なら許してあげる。
 ほら、さっさと散れ」










 真っ青になって走り去る2人
 て言うかジャッカル今から授業だよ
 綾那は隣のクラスだからともかく
 あなたは何処に行こうとしてるの



 ガタガタふるえちゃって
 ここそんなに寒くないよ?















.








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