「真田の用事って何かなっ」





 ニヤニヤしながら
 綾那が聞いてきた


 「知らない(何故あたしに聞く)」


 て言うかニヤニヤすんな
 きしょい←




 「一緒に帰れなくて残念」

 「・・・」

 「でしょ?」

 「そんな事ないもん」















 いつも放課後は3人で帰る
 だけど今日は、綾那と2人




 弦一郎がいない
















 いるといるでウザいのに‥

 いないとなんだか















 「千尋寂しいっ」

 「・・・は?(ドキン)」

 「心の声を代弁(図星だな)」






 何だ、そのどや顔は!







 「‥黙れ(そして逝ってしまえ)」














 ‥焦った

 寂しい、なんて…‥




 思っちゃってるのかな?

 思ってない、よね?!



 絶対思ってない!
















 「ただいま‥」

 「ただいま〜」
















 真田家へついて、部屋に入る

 今日は何だかいつもより疲れた‥
















 「ねえねえ、‥千尋」


 「―…‥‥‥‥」







 「寝てるし」



 「ん‥すぅすぅ――………」

 「明日も頑張ろうね」















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 (あんな思いはもうしたくないぜ)
 (お疲れ様です)













 









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