「ふふ…楽しそうだね、みんな」









 「あ、ああ‥そんな事は」

 「俺も混ぜてほしいな、弦一郎」

 「混ぜるとかそう言う話では‥」

 「ああ、俺は混ぜてくれないのか」

 「いや、だから…‥」










 弦一郎が‥虐められてる…






 「幸村の笑顔が心なしか
 いつもより恐ろしいのぅ」

 「ま、魔王降臨‥」




 「・・・は、ははは」





 ゆっきーに聞こえたら
 絶対ヤバいよ、この会話







 「弦一郎達楽しそうだな」





 え?楽しそう??
 柳本当にそう思ってる?

 あたしにはそうは
 思えないんですけど‥


 むしろゆっきーだけ楽しんでる気が
















 「で!どうなんだよ実際!!」

 「なに、が?」

 「真田と何かあったの?!」

 「なっないよ!!なにもない!!!!」





 丸井くんも綾那もしつこい
 しつこすぎる!!!!!!





 「怪しいっスねぇ〜(じぃーっ)」



 お前もか、赤也のくせに!



 「しつこいなぁ(でも可愛い)」

 「センパーイ」

 「うりゃっ(しつこいからデコピン!)」

 「っ(キュン)」
















 本当になにもない






 だってあれは
 全部気のせいだから














 久しぶりに人前で
 泣いた事も







 弦一郎の腕の中は
 心地よかったと感じたのも












 弦一郎に、








 ほんの少し、

 ときめいたことも














 全部 ぜんぶ ゼンブ

















 全部気のせいなんだから










 











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