いつもの笑顔とはどこか違う
 すごく柔らかい


 これが千尋の本当の笑顔‥





 少しだけ、

 心臓の奥の方が苦しくなった














 「で、では戻るとするか
 …部活が始まってしまう」


 「えっ!‥もうそんな時間なの?!
 お腹すいた〜(お昼食べてない)」


 「ならばこれを食べるといい」










 「せんべい‥(どっから出したの?)」









 「なかなか美味しいぞ」


 「真田くんオッサン臭い」


 「失礼な!‥まだ中学生だ!
 それと、弦一郎でかまわない。」


 「えっあ‥うん(弦一郎、か…)」

















 それから他愛のない話をしながら
 部室までゆっくり歩いた










 「遅くなった」





 「心配したんだから!
 千尋のばか!!!!!!」

 「ごめんね、心配かけて」

 「最初サボりかと思ったけど
 全然帰って来ないんだもん‥」

 「大丈夫じゃったか?」

 「大丈夫だよ!‥弦一郎が
 助けにきてくれたからね!」
















 「げ、弦一郎って‥」

 「今副部長の事名前でっ」

 「やるな、千尋‥」

 「なるほど!二人の距離も
 縮まったと言う事ですか。」


 「えぇ?!ちがっ(柳生まで!!)」








 「お前達無駄話ばかりしおって
   ・・・たるんどる!!!」



 「いや、俺は別に…赤也が」

 「げっ」







 「新しいデータが増えたようだ」

 「れ、蓮二!!貴様もか!!!!」















 









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