「失礼しましたー‥」













 先生と職員室まで
 重たい資料を運んでいたら
 休み時間は残り4分になっていた




 綾那はみんなが守ってくれるし
 心配はないんだけどね















 「さ‥教室戻ろっかな」

 「あのっ」

 「はい?」


 誰だっけ…
 凄く可愛い子だな


 「ブン太くんが呼んでたよ」

 「ほんと?どこで?」

 「校舎裏の倉庫だよ」

 「倉庫?」





 「なんか荷物いっぱいで‥
 手伝ってほしいって言ってた!」



 「わかった。えっと…
 み、美羽ちゃん?だよね??
 ありがとう!じゃーねっ!!」





 何故倉庫なんかにと思ったけど
 きっとゆっきーにこき使われてるんだ
 そう勝手に解釈して倉庫に向かった









 「‥どう致しまして」




















 倉庫ってここだよね?
 なんか結構遠かった







―ガチャッ―










 「丸井くん?」





 呼んでも返事が返ってこない
 それどころか誰もいない気がする






―ドンッガチャン―








 「えっ?!」











 嘘!やだ!
 閉じ込められた?!









 









[*前] | [次#]




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -