灰色の日々に







 授業もつまらん
 いつもと同じ、日常


 俺は屋上で昼寝中だった









 しばらくしたら急に賑やかになって、

 屋上の隅で女の子二人がもめてた






 一人は必死で
 もう一人はそうでもなくて







 「ぷっ(笑)」





 無性に可笑しくて吹き出してしまった












 しばらく揉めてたみたいじゃったけど

 顔を上げてコッチ見たら
 二人とも一瞬で固まった






 「うそぉ‥」








 何が嘘なんじゃ?










 「におちゃんだっっっ!!」







 なんじゃ、

 "におちゃん"って・・・








 「えっ、と・・・ホンモノ?」




 「ホンモノ?ぜよ。たぶん」






 おかしな事を聞く



 こいつらも俺らのファン‥?
 って一瞬思ったけど



 なにやらまたボソボソ話し合って
 走り去ってしまった














 「なんじゃ、(あいつら…‥)」













 不思議な奴ら、

 でも面白い





 確かに俺はそう感じた











 そいつらと再会したのは
 次の日、テニスコートでだった












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 (同じ繰り返しの毎日は飽きた)














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