「文句あんのか、アーン」

 「ないです!あるわけないです!!」





 半泣きになりながら
 必死に謝ると
 景吾は笑いながら
 あたしの頭をポンッと叩いた






 「よし、じゃあ支度しろ」

 「はーい」









 それから朝ご飯を食べて、

 うんこれまた凄く豪華だったよ!
 庶民のあたしには名前も
 わからないような料理ばっかりだった

 毎日あんなの食べてんの?







 っといろんな意味で
 驚いてる間に

 学校に到着


 もちろんあのなっがーい車で
 送ってもらった









 「千尋は俺様と同じクラスだ」

 「へー」

 「ああ、放課後は開けておけよ」

 「?はいはーい」











 にしても跡部人気はやばいね

 登校してきた時も
 すんごい注目浴びてたし



 そんでもって
 ここでも女の子たちから
 呼び出されるなんて





 あたしに平穏な生活はないのかしら

















 「、ふぅー‥いたた」







 ちょっと言い合いになって
 ぶたれてしまった

 頬が熱くてヒリヒリする


 あたしは別に氷帝に
 恋愛しにきたわけじゃないのに
 青春をエンジョイしにきたのにー

 青春=友情よ!!









 「(れっつ青春!)」

 「先輩頬が腫れてますよ」

 「知ってます!って鳳くん?!!!」

 「心の声が漏れてる人が
 いると思ったら先輩でしたか(ニコ」







 え?








 今心の声って言った?
 間違いなく言ったよねえええ?!
 それってアレ?アレなの?
 今、ちまたで話題沸騰
 流行ってるとか流行ってないとかの




 「‥読心術?!鳳くんも使えたの?!」

 「長太郎でいいですよ、
 とりあえず保健室行きましょう」

 「あ、うん(スルーされた…‥)」

 「嫌がらせしてきた生徒は
 跡部さんに知らせておきます(ニコ」









 うーん
 爽やかな笑みがあたしには
 真っ黒にしか見えないよ

 黒属性がここにもいたのか
 恐ろしい








 









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