「千尋、起きろ」




 「‥んー・・・」






 寝ちゃって、た?





 「起きたか?着いたぞ」

 「わ‥綺麗ー」









 目の前に広がるのは
 きらっきらの夜景

 宝石箱をひっくり返したみたい‥



 とかありがちな事言ってみたけど
 ほんとにそうなんだもん!!











 「気に入ったのならよかった」




 そう言って景吾はハニかんだ
 夜景とセットでキラキラしていた




 「ありがとう‥」

 「いや、これぐらい・・・
 俺様にしたらたいしたことない」

 「そっか、」

 「ああ」













 景吾ってやっぱり
 いい奴かも。
 うん、さすが(?)って感じ
 モテる要素がたくさんあるよね












 「じゃあ帰るか」

 「うん」
















 帰りの車の中でも
 爆睡してしまってて
 気がついた時には
 もう弦一郎の家の前だった
















 「ただいま‥」

 「おかえり、千尋ーって
  ・・・ああ跡部ぇええ?!」


 そんなに大きな声出すと
 近所迷惑になるよ…


 「遅かったな、心配した‥ぞ」

 「よう真田!悪いな、
 俺様が連れ回したんだ」





 「いやいや!楽しかったよ!!
 今日はありがとね!またっ」

 「またな」

 「ああ」














 「どっどうして跡部?!」

 「氷帝のテニス部を見学してて」

 「うん?!」

 「その流れでかな?」

 「はぁ?」





 いや、嘘は言ってない!
 ただ説明するのが
 めんどくさいだけ。





 「あー疲れたー‥早く寝たい、」

 「ちょ、」

 「うむ・・・」















 その日あたしは
 いつもより早く眠った


 今日はいろんな人にあったから
 疲れたのかな?

 でも凄く楽しい一日だった
 氷帝学園か…


 いいかもしれない












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(おやすみ、)
(‥聞きたい事あるのに)



















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