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「うっ、ん、ひゃぁっ」

いっぱいに満たされた後ろが辛い。それでもやめてほしくない。

ぐちゃぐちゃに、洗濯機の中みたいに掻き回してほしい。そうして、俺を大人に作り変えて。

先生は、もう何も言わなかった。

何度も『大丈夫?やめる?』と聞いてきていたのに、今回は何も言わなかった。

それが逆に、嬉しい。対等に扱ってもらえているようで、大人に一歩近づけたような気がした。

「うんっ、あっ、あぁ!」
「いい忘れたけどさ…」

甘い声をあげながら、先生に揺さぶられる。そんな中、先生がうわごとのようにそう呟いて、俺の身体を撫でた。

「凛太郎君は、綺麗だよ」
「………っ」

あざに一つ一つ、手を這わされ、俺は涙がさらに溢れた。先生はそんな俺の頭を撫でながら、腰の動きをゆるやかにした。

「たくさん我慢したね。いっぱい泣いていいよ」

そう言われると、もうダメだった。

どうやって我慢していたのかも分からない。ぬぐわれる先から涙が溢れて来て、息もできないほど苦しかった。

「せんせい…俺、早く、大人になりたい…っ」
「うん、もっと子供でいさせてあげられなくてごめんね」

何で先生が謝るんだ。この道を選んだのは俺なのに。

「せんせいは、悪くない…っ、俺が、先生に付き合わせて…あっ」
「それでも、ごめんね」
「だから…あ、謝らないで……っ」

先生は悪くない。俺が、わがままだったから。わがままに付き合わせてしまって本当にごめんなさい。





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