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俺の息子から排泄される尿を眺めながら、変態が呟く。

優しい手つきで腹部を撫でられ、まるで慰められているようだった。

「……うっ、うぅっ」

排尿も勢いを無くし、ショロショロと全ての尿を出し切ると、俺はものすごい絶望感に苛まれた。

すべての倫理観をぶち壊された、そんな気持ちでいたとき、変態が俺の手を取る。

「…ほら、触って?萎えてないでしょう?」

そう言われ、俺と変態の結合部を触らされる。

確かに変態のモノは萎えておらず、浮き出た血管と確かな脈動を感じた。

「あ………」
「恥ずかしいのによく頑張ったね。大好きだよ、セナ君」

変態にまた抱きしめられ、俺の胸にまた別の感情が浮かび上がる。

それは絶望感とか真っ黒なものではなく、一番近い感情を表すならーーーー安堵、だった。

ーーーー違う、そんなわけない…っ

必死で否定しようにも、真っ黒な俺の心の中に、安心感が確実に広がっていく。





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