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冬慈さんが、僕で感じてくれる。

それが嬉しくて、僕は夢中で舐め続けた。

溢れる先走りをぬぐうように裏筋をなぞり、鈴口に舌を差し込む。

僕はタツミさんが感じるのに合わせて、僕の下半身も熱を持ち始めたのを感じた。

舐め取るたび、一度自分にも施された行為がよみがえり、背筋がジンと疼く。けれど、自分から言い出した行為なのに自分で慰めるにははしたなく、僕は気取られないように舌を這わせ続けた。

「…もっと、感じてください」

そういうと、僕は冬慈さんの先端を口に含む。すでに苦いものがこみあげてきているが、僕は夢中でしゃぶった。

むしろ、大きすぎてすべて口腔内に収めきれないことが残念にさえ思えてくる。

大きさに悪戦苦闘しつつ、眉根を寄せながら行為を続けていると、冬慈さんが僕の額を押して行為を止めた。

「―――もういい」

ずる、と唾液に濡れた冬慈さん自身が引き抜かれ、僕は困惑して見上げる。すると、僕の手を取って、向かい合うような形で座らされた。

ただ座るのと違うことといえば、腰がくっつくほど近くに座っていることだ。

「……こうすれば、一緒に気持ち良くなれる」
「っ、ぁ」

すでに僕が勃起していることなどお見通しだったらしい。僕自身を引きだされると、冬慈さんの手によって裏筋同士を合わせるようにして一緒に握りこまれ、そのまま上下される。





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