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「―――濡れてきたな。じゃあ、もうワンステップ行くぞ」
「え…あぁぁっ!!」
僕はユウキさんの次の行動に目を見張った。ユウキさんは僕にそういったかと思うと、僕の中心に舌を這わせ始めたのだ。
生温かく柔らかい舌に刺激をされてはたまったものではない。しかも、的確に弱いところを責められ、なすすべもなく身悶えるだけだった。
「…気持ちいだろ?オナニー見てれば、いいところなんてすぐわかる」
僕はその言葉に頷くだけしかできなかったが、ユウキさんには不満だったらしい。すぐにじらすような舌の動きになり、『チンポ気持ちいいって言え』と要求してきた。
「そんな…あっ、い、やぁっ!」
「いやじゃねえよ。男を誘う手管だろうが、言葉で言うのはよ。ほら、言え」
「うっ…、ち、チンポ、んっ、気持ちいいですっ、や、そこはっ!」
「よくできましたー」
僕が気持ちいいと口にしたと同時に、ユウキさんの手が僕の後ろに伸びる。昨日初めて暴かれた場所にユウキさんの綺麗な指が沈んでいくのは、これ以上なく淫猥だった。
「ほら…ローションで広げててやるから、舐めろ」
あまりの光景にそこを凝視していると、ユウキさんは僕の顔の横に胡坐をかいて、彼のものを眼前に突きだす。
その間にも慣れた手つきでローションをたらし広げていくのだから、僕はたまったものではない。
「ん…は、むぅ」
僕は熱を持って頭をもたげているユウキさんの雄に舌を這わせた。さっきやってもらった感覚を思い出しながら、裏筋に、カリに、僕が気持ちいいと感じた場所を舐め続ける。
時々握る手を上下させたり、先っぽを口に含んだりしていると、ユウキさんのモノから苦い液体が溢れ始めた。
僕はそれに眉根を寄せながらも、夢中で舐め取ってゆく。
「ン…、っく、ふぁ」
「優秀優秀。…そのまま舐めてろよ」
「ぅあぁっ!」
ユウキさんの行動に、僕は思わず嬌声をあげてしまう。こわごわと僕のおしりを見れば、そこには指とは比べ物にならない太さの、ピンクの物体が押し込まれようとしていた。
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