据え膳食らわばなんとやら、確かそんな事を言っていたのは千歳だった気がする
そんな美味しい状況あるもんかっなんてその時は思ったものだ
しかし今のこの状況はまさに据え膳ではないだろうか

説明すると光が、俺の部屋の、ベッドに、寝ている
もちろん光とは俺の恋人でありイグアナでも犬でも猫でもない
今日は俺の家は誰もおらんくて、やから光に泊まらんかー言うたらなんやかんや言いつつ泊まりにきた
言っておくが別にそれは初めての事やないしやる事だってヤっている仲だ
やけど、大好きな恋人が自分のベッドで無防備に寝ていて欲情しない男なんていたらそれはただのインポや
まして短いスカートからは足だけでくパンツまでお目見えしとるんやからしゃーない
因みに白くてなんやツヤツヤした生地に黒い刺繍されとるちょっぴり色っぽいやつ
うん、これが据え膳ちゅう奴やな、俺にもわかったで千歳

とりあえず頬をプニプニとつついてみた
柔らかくて弾力のあるそれはもう抜群の肌触りである
うぅ〜となんやら呻いたので起きるかと思いきやそうではなかったらしい
小さな口をなにやらもごもごしている
か…かわいい
思わず堪えきれなくなってその唇に吸い付いた
上から覆い被さるようにして口付ければ一瞬眉を寄せて、それから苦しいのかもがきながら口を開いたので舌を滑り込ませる
無意識にであろう逃げる舌を追いかけると胸板を叩かれた
唇は離さないまま目を開けば涙目になった光がこちらを睨んでいた
ひとまず解放してやれば肩で息をしながらトロンとした瞳でまた睨む

「寝込み襲うなんてサイテーや」

「せやかて、据え膳食らわばなんとやらっちゅー話や」

「わかんない言葉無理矢理使うと、頭悪いですー宣言しとるみたいっすよ」

なんて言い合いながらセンターファスナーを下ろしてからワンピースに手をかけ一気に下ろした

「あっひゃぁ…!!」

そのままベッドの下へ放り投げる
白い下着に黒いニーハイというなんだかエロティックな組み合わせにちょっと興奮した

「うちまだ風呂入ってない…!」

「そんなん後でええって、」

口ではそう言いつつも光は結構ノリノリで対した抵抗もないままブラジャーのホックを外す
すればピンク色した乳首が早く触ってくれとばかりに勃ち上がっていた

「なんや、かわええ」

言って摘んでやればビクンと光が震えた
それに気をよくしてもう片方を口に含む

「ひゃっ…あぁ…ん、ひゃう、あ…あぅっ」

「なんや、固なってきたで」

だんだんと硬度を増すそれを舌で転がし、押しつぶし、時折柔く噛みついてやる
その間に空いた方の手を下肢に伸ばす
そっとクリトリスに触れれば声の艶に輪がかかる

「ひゃっひいぃ…」

「光はここ好きやからなぁ」

チロチロとわざともどかしい触り方をしてやる
指が布越しに触れる度に足がビクビクと跳ね、内側からはクチュクチュと卑猥な音がする

「やぁ、ひゃっ…嫌で…すぅ、ひんっ…そんな…触りかたぁ、ひぅっ」

「これは嫌って、なら光はどう触ってほしいん??」

厭らしく言ってやれば光はポロポロと涙を流す
かわええ、けど止めたらん
そっと唇を指でなぞってやる

「ほら、言わんと俺、頭悪いからわからへん」

光はうやむやに視線を泳がせる
その合間も指を割れ目に沿って滑らせればビクビクと震える

「ちゃん、と…直接、さわっ…て、くださ…いうっ」

真っ赤になりつつも俺ん事みて言う光があんまりにも可愛いもんやから我慢出来なくてパンツの隙間から指差し込んで爪でクリトリスを引っかいてやった
それからパンツも脱がせてまた放り投げてやれば裸にニーハイしかはいとらんっちゅー格好

「やらし」

思わずそう呟いて足を開かせる
股の間に顔を突っ込んでピチャピチャとワザと大きな音を立てて舐めてやれば奥からどんどん溢れてくる
キリがなくて啜ってやればあっけなく光は達した

「なんや、いれんでもイけるんやな」

上から覗き込むようにして耳元で囁いてやる

「コレなら入れんでもええんちゃう?」

「そっそんなの、やで…すぅ、入れ…て…」

「入れるって、何を?」

目をそらせないよう顔を近づける
もう少しで睫と睫がぶつかりそうである

「あ…ぅ…」

「な、に、を?」

「け…んやさんの」

「俺の?」

「おち…んちんっあぅ!!」

ずぶりと突き刺してそのままピストンしてやる
光のやら俺のやらですでにびちゃびちゃなニーハイに包まれた太ももを掴んで押し上げればずぼずぼとちょってグロいおれんが光のちっちゃな口に出たり入ったりするんが丸見えで、メッチャえろい

「あぅ、おっき…なったぁ…」

「光それ…反則や、」

光ん事さんざん焦らしといてあれやけど、俺も余裕なんかぜんぜんなくて勢いよく光のええとこ抉ってやれば背をしならせて達したので俺もその締め付けに慌てて引き抜いてからニーハイに射精した

あぁ黒いニーハイに白い精液ってめっちゃえろいなぁ…なんて考えてたら光に力なく叩かれた
そっち見やればトロンとした顔しとった

「もっかい、して」




おし、風呂行こうか






(光ちゃん、ちょっぴり純情仕様でした。黒ニーハイはロマン)