(教師×生徒パロ)




「柳せんせ、」

扉を開くカラカラとした音、次に甘ったるい少女の声、それに加えカシャンと鍵を閉める音
それらはただこれから先に何をするかだけを物語っている
それらに慣れ親しんでしまった自分に心の中で苦笑する
禁忌だとか、背徳だとか、そんなモノに甘美さを覚えてしまう思春期に心当たりはある
しかし成人してからそれらに付き合わされるとは思わなかった

「こんにちは、幸村さん」

わざとらしく清楚な声色で優しく名前を呼ぶ
彼女はコロコロと笑いながら俺の座っている椅子に足をかけた

「先生って本当にいじわるだよね」

首に太陽を知らないのではないかと思うくらい真っ白な腕が絡まる

「ね、シよう」

この台詞を彼女に言わせるのは果たして何度目だろうか




「あっあぁっ…あんっ」

制服は乱れさせずなスカートの中の下着だけをずり降ろし中を遊ぶ
ぐちゅぐちゅとうるさい程の卑猥な音が支配するこの部屋は学校という場所には不相応すぎて興奮する
安全でスリル満点なセックスは俺も彼女もすっかり虜にした

「あっや…ふぃ!?」

ズルリとビチョビチョになった指を引き抜くと反対の手で机の上にあった指示棒をとり代わりに突っ込んでやった
指よりも幾分か細いそれにもの足りなさそうにヒクつくので収縮されていたそれを30センチ程に延ばしてやった

「あっやぁ…!」

すれば深いとこまで届くのでぐりぐりといいところを付いてやればヒィヒイと鳴く

「やっせんせ…っそん…なんじゃっ」

「ん?どうした…足りないのか?」

優しく問いかけてやれば生理的な涙で潤んだ瞳で此方を見つめながらコクコクと頷いたので指示棒を突っ込んだままクリトリスを捻り潰してやった

「あっひいぃぃぃ…!!」

すれば背をしならせて絶頂した
始めの頃に比べて快感に敏感になった気がする
ハァハァと肩で息をしながらクタリと俺にもたれかかる

「せ…んせぇ」

熱い吐息が鼓膜を直接震わせる
なんだか背中がゾワリとした

「こんなんじゃ…やだぁ」

快感にやられポロポロと涙を流しながら後ろ手に刺さったままであった指示棒を引き抜くと力が入らなかったのかカチャンと床に落とした
その手をつかみ濡れた指先を口に含む。心なしか甘い密に舌を這わせれば其れだけのことにも小さく声を漏らした

「そうゆう時はどうするか、教えただろう?」

下から見上げそう言ってから手を離せば俺の下半身を見つめてから震える手でベルトに手をかけた
手こずりながらそれを外し終えるとホックを外しファスナーを下げる
既に手慣れた動作に恥じらいは見当たらない
ただ、震える手にいささかじれているようだが
俺の胸ポケットからコンドームを取り出すと歯を使い袋を開く
ゆっくりとした動作で幾分か張り詰めた俺のソレに被せる
それなりに立ち上がってはいるが硬度が物足りないのだろう
親指と人差し指で輪をつくりそれをスライドさせて更なる勃起を促す
充分な位に張り詰めたら彼女は片手でスカートをめくりもう片方で支えながら自分の入り口へあてがった
しかし、さぁ挿入というところでまんことペニスの間に手を入れてそれを阻止してやった

「やっ…ぁ、せんせ、なん…でぇ?」

指先で入り口をずるずると撫でる

「誰も、入れていいなどとは言っていない」

彼女の瞳から光か消えボロボロと大粒の涙が落ちてスカートに溜まった
それにに準ずる言葉を言っておきながら我ながら鬼畜だと思わざるを得ない

「せ…せんせのおっきいの、精のなかいれ…さしぇて下さいぃ」

焦らされすぎたのか呂律が回っていない
羞恥も理性も投げ捨てて本能のままに快感を求める姿は滑稽で可愛らしい

「入れるだけでいいのか?」

「やっ、ぐちゃぐちゃって、してぇ」

ヒンヒンと泣いたまま首にすがりついてきた
片手を細い腰に這わせる

「いい子だ、ご褒美をやらねばな」

遮っていた手を退けるとそのまま腰をつかんで引き落とした

「あっひぃぃぃ…!!」

いきなりの強い刺激に必死に俺にしがみつく
するとふくよかとは言いがたいしとやかな胸のふくらみが丁度、俺の顔に押し付けられる形になる
意図的なのか偶然かは定かでないが思わず口元がつり上がる
そのまま休む暇を与えずにピストンをすれば口から断続的な嬌声を漏らしながら腰を小刻みに震えさせた

「あっああっひっああっあっやあぁ!!」

荒い息と繰り返される母音
ひときわ腰を跳ねさせた部位を雁でついてやれば喉を仰け反らすのでそこへ思い切り噛み付いてやる
うっすらとした鉄の味を感じながら絶頂を極めた彼女の締め付けに従いゴムの中へ吐精した
ズルリと引き抜いて腰の抜けた彼女を今まで自分の座っていた椅子へ座らせてからゴムを外し口を縛ると机の上にあったティッシュに包んで蓋付きのゴミ箱へ落とす
指示棒と床も軽くティッシュで拭う
いつの間にか彼女の足から抜け落ちた下着は机の上へ置いておく事にしよう
ガラスのコップに水を注ぎ飲み干してから再び注ぐと彼女の元へ持っていった
頬を紅潮させぐったりとしている彼女は無言でそれを受け取るとチビチビと口を付ける
汗で張り付いた前髪を拭いてやればくすぐったそうに目を細めた
コップが空になる頃には復活したのか跳ねるように椅子から降りると革製の学生鞄を手に取った

「じゃあ、私は帰りますね」

まるで先程までの蜜時が嘘のような笑顔でそう告げるので机の上に置き去りにされた物を指で摘んで持ち上げる

「忘れ物だぞ」

すると彼女は少し考えてから

「ビチョビチョで履けないからあげる。今晩のおかずにでもしてね」

そう言って部屋を出て行った



女とはわからない生き物である
そう、指先にぶら下がる白レースのパンツを見ながら思った






(ノーパンで帰宅しちゃう幸村です^q^笑)