ねぇリーマス、いつからかな
私たちが一緒にお風呂に入らなくなったのは
一緒に遊ばなくなったのは
お互いのお家にお泊りしなくなったのは


そう言うのはオトシゴロって言うんだって
しょうがないことだからって皆が言うから我慢するの

だけどやっぱり悲しくて、寂しくて
初めてもうなまえとは一緒に寝れないんだって
リーマスに言われた時にはたくさん泣いたの
なんで?どうして?って思ったわ
だけどやっぱりオトシゴロ、で片付けられちゃうの

『なんで、かなぁ』

「ん?なまえどうしたの?」

『あ、ううん。何でもないの』

「そう?…なまえ、」

彼の顔が近づく
私は目をきつく閉じる
瞼の奥にいるリーマスを思い出さないように
目の前にいる彼だけを感じられるように

優しく唇を合わせられる
ゆっくりと目を開ければ嬉しそうな彼に
心がちくりと痛む

「なまえ、愛してるよ」

『…私も』

私は彼に嘘をついた

心の中にはリーマスがいつもいて
罪悪感が付き纏うんだ

だけど弱虫な私は
肩にかかる彼の腕を振り払うことができなかった










君が異性に変わってゆく
(最低な私。許して欲しいなんて言わないわ)




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