TOP
sora no kiseki
←page list
_______4
「赤毛男、箸が進んでないようね、この非国民」
「生憎まだリベールを敵に回した覚えはねえが」
未だ食べ続けるスピードを落とさない母親に一瞬目が点になるアガット。
胃袋ブラックホールか、この女。
「ふん、うちではティータが法律よ」
「…さいですか」
だが、一番恐ろしいのは母親よりも この小さな生き物なのかもしれないと、
彼もそろそろ気づき始めていた。
「アガットさん!もっとありますから、遠慮しないで食べてくださいね」
「ああ、うまいな…すごく」
「えへへ、ありがとーございます」
…………その笑顔に殺されるッ
そう思わずに居られないアガット・クロスナーであった。
次回、ラッセル家の一族
〜涙、赤毛、工房にて〜
〜赤毛死す!〜
お楽しみに!
**
本当、あの幼女が可愛いのがいけない
PSPプレイ時、リーダーは専らティータでやってる管理人です
16/17
← →
しおり
TOP