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sora no kiseki
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此方の考えはだいたい読めたのだろう、一瞬眉を顰め、彼女は短い溜め息をついた。
「もういいです。こんなことしてる暇があるなら少しは仕事してください」
閉じていた目をゆっくり開いたその瞬間、どきりとする。
さらりと俺の髪を撫でる彼女が、今までに見たこともないくらい穏やかに笑っていたから。
「ジル達に嫌われても慰めてあげませんからね」
「……はい」
と、…可愛い顔しててもやっぱりちょっときつかった。
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3rd殿下エピソードは神だと思う件。
それと殿下の究極のデレについて。
この二人は激しく萌える。
ジルとハンス君の絡みも好きです。可愛い。