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colorfulxcaracal

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ていうか、それにそんなことしてあのガイコツ男にパンツめくられたらたまんないからな。

風邪を引いたときのように、ぞわっと背筋が凍った。

「あー早く大人になりたい…とっくに成長期過ぎてるけど。ていうかハタチ過ぎてるんだけど」

寒い。なんて寒いんだ。
さっきから何かに見られているような気がしてならないのだが気のせいだろうか。
心なしかゼゼも落ち着かないようだし、思えばこの悪寒は、ナミとロビンによる身の危険を感じる前からそうだった。

「おいルフィ、コイツ何だ!?」
「おもしれえだろ?仲間にした」
「した、じゃねえよ認めるかァ!」

向こうでゾロがルフィを窘めている。
自分も話し合いに加わろうと、ゼゼを連れて其方へ向かった。


* * *


「ヨミヨミの実?」

ガイコツ人間「ブルック」と共に夕食が一息ついたところで、彼の身の上を詳しく聞いたところ、一行は彼が悪魔の実の能力者だということを知る。
不思議そうに繰り返したナミに、ブルックは歯の間に挟まったものを爪楊枝で掃除しながら説明を始めた。

「ヨミヨミの実とは…シーッ…蘇る、つまり復活人間という訳で。チッチッチ…二度の人生を約束される何とも不思議な能力…」
「復活人間!」

キュピーン!ルフィの目がそれは嬉しそうに光る。
その瞬間、じっとソファのほうでチョッパーと一緒にブルックを窺っていたウソップが足元を指さして叫んだ。

「ていうかお前!よく見りゃ影もねえじゃねえか!」
「うわぁあああ!ほんとだ!お前実は何者なんだ!?」

チョッパーまで便乗するものだから、ゼゼが驚いてシャツの中に潜り込む。
尻尾だけ裾から出して、ブルブル震え出す。
素肌にゼゼのふわふわな毛が当たるわ温いわで悪い気はしないが。
ていうかウソップ達もまだ怯えていたのか、ロゼが呆れたように溜息をついた。

「すべてを一気に語るには…私がこの海を漂った時間はあまりにも長い年月……」

落ち着き払ったガイコツが語り始めた、そのときだった。

「ぎゃぁああああああ!!」

突然ブルックが叫び声をあげて、床に尻もちをつく。
その声は辺り一体の海に木霊していった。

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