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colorfulxcaracal

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仲間の、それも男の半裸など見たって興味はないしフランキーなんかは年中海パンだし、別に見たってどうってことはない。
だがロゼは別だ。目に毒…猛毒だ。

(鼻血吹くどころじゃ済まねえわ!)
サンジが心の中で突っ込んだ。

「あ、でもおめーまだ服とか全然ねえし、今日は俺のパンツ穿いてるからな、俺は何色か知ってんぞ。ちょっとぶかぶかなのがウケるんだけどな!」
「ああ…ムカつくことにな…」

年下のものがこうもサイズが合わないのは癪だ。
自分の父親はもう少し背が高かったと聞いているのに、隔世遺伝なのか成長期が来なかったのか、20を過ぎても一向に伸びる気配のない身長、そしてこの子供体型を呪う。

「つうか、別にお前から借りなくてもいいのに、どうせぶかぶかなんだし」
「いや、俺以外から借りたらぶっ飛ばす!船長命令だ」
「あー?なんでだよ」
「何でもだ!言うこときかないと俺は悲しいぞ」
「あ?か…悲しいって……まぁ、お前が言うなら…なんでもいいけどさ」

「よーしお前ら、さりげなくイチャこいてんじゃねえぞ。KYだからちょっと黙ってような?話も進まねえし」

脱線したのは自分のせいでもあるが、なんか気に食わない。
額に青筋立てた満面の笑顔でサンジが呟いた。

「ヨホホホホホ!」

ナミの蹴りをまともにくらい、傾いたガイコツはあろうことか骨の上なのに大きなタンコブを作っている。
本当に常識外れなガイコツだ。
ガイコツと会話が出来ている時点で、まず常識から除外するべきなのだろうが。

「おやおや…っ手厳しーっ!」

傾いたまま倒れこみ、そのまま横倒しに倒れこむガイコツ。

「骨身にしみました!ガイコツなだけに!」
「うっさい!」

そして、ふざけたジョークをぶちかます。
ナミが怒りを露わに突っ込んだ。

「あっははは!」
「何でガイコツにタンコブなんてよ…」

大爆笑しているルフィの傍ら、サンジは不思議そうに呟く。
骨からタンコブができるなどという話、聞いたことがない。

「で、お前、ウンコ出んのか?」
「それ以外の疑問が山ほどあんだろー!!」

その上、どうでもいい質問を投げかける船長にとりあえず突っ込むしかない。

「♪〜〜〜ウンコは、出ますよ」
「長いことかかって答えんな!どうでもいいわい!」

…起き上がったガイコツにも、とりえあえず突っ込むしかなかった。

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