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O t h e r

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どこがレロレロキャンディだよ。普通にタスポがなきゃ買えないじゃないか。
押し倒したシーツに散る先生の髪。
きらきらしてる。

ああ、好きだ。すきだ。すきだ。

甘ったるい匂いのその胸にぼふっと顔を埋めた。

「俺、早く背伸ばしてあんたに追いつくのが夢なんだ」
「へえ。可愛い夢だな」
「そんであんたを押し倒すんだ」
「そりゃ楽しみだ」

先生の手がゆっくり伸びてきて、俺の背をあやすように叩く。
とんとん、とん。

「ネコ」
「…」
「気は済んだか?」
「何の」
「早く降りねえと本当にヤるぞ」
「は、お前がヤられんだよ」
「100年はえーよガキ」

ガキじゃない。
言い返そうとした唇が震える。
いきなり耳に先生の唇が触れたから。

「っ…」

先生が、俺に、キ―――、

「はい。おしまい」

「先生!おれ赤ちゃんできたかも」
「…お前保健の授業寝てただろ」

どうしようどうしよう
おれちょっとまだ心の準備が、あうあうドキドキ!
 
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