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O t h e r
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早々に解放してやるつもりだったが、予想以上に暴れるから少し意地悪してやった。
半泣きになって通りがかりの里の人間に助けを求めるナルトの顔はそれは見物だったが。
だが、間違ってもらいたくはない。
ネコは、このぶん殴りたくなるくらい阿呆で考えなしの危なっかしい友人を、殊の外気に入っているのだ。
「ほら、ナルト」
「何だよ」
罠から解放してやり、
手を差し伸べて、その手を握る。
所々すり剥けた掌は血豆ができて痛々しい。
「早く起きろ。襲っちゃうぞ」
「いやネコ君それ俺が言う立場なんですけど」
「帰ったらマキロンしてやるからな」
「…イルカせんせーより過保護だってばよ」
よく言うじゃないか。
バカな子ほど可愛いって。
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11'04/07 11:12
しまったギャグになりかけもしなかっt orz
下忍時代以外書ける自信がありません
2/7
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