診断ネタ

あなたに贈るネタは【悲恋】【片思い】【泣いて謝れ】【は、鼻血が...】【裸を見たい触らせろ触らせてください】を基にしたキドキラです。 http://shindanmaker.com/187420


 ↑ってことで↓です。 色々ひどいです。


   **********


 おれの名前はユースタス・キッド。
 普通に海に出て、普通にむかつくヤツをぶっ潰して懸賞金を億まで上げた、やってる事はいたって普通の海賊だ。

 そんなおれに、いま好きなヤツがいる。
 おれの船のクルーで最近ガタイが良くなってきたキラーだ。

 おれの為に知識ためたり身体を鍛えたりしてくれている事を考えると、不純な考えでキラーを見てるのが申し訳なくなってくる。

 だが、成長してきた胸筋とか生やし始めた髭とかを見るたび、どうしても「触りたい」と思うのだ。
 むしろ髭の方はその場のノリで触ったことがあるが、くすぐったそうにしていた。
 その様子を思い出すだけでムラムラする。

 そんなことを考えながら海を見ていると、キラーが話しかけてきた。

「キッド……今、何を考えてるんだ?」
「お前の事」
「……」

 なぜか黙り込むキラー。
 疑問に思って数秒後、おれはその理由に気づいた。

 さっきの回想のせいで、おれのズボンの一部が持ち上がっていた。

「まて、違うんだキラー」
「……一応事情は聞く」
「これはその……ちょっと前に考えてた事が原因だ。お前関係ないから」

 嘘をついた。キラーに嘘をついても大体バレるからあまり嘘をつかないんだが、ここはつくしかない。
 が、案の定バレた。

「この期に及んで嘘をつくとはな……」
「いや、だってよ……」
「もう知らん」

 キラーはそう言うと、怒った様子で立ち去って行った。
 これはやばい。

「どうしたんです、頭。キラーと喧嘩でもしたんですか」
「おう……お前かツノ」

 話しかけてきたのは通称ツノ、こいつはおれのキラーへの想いを知っている。

「じつは……バレた。しかも最悪の状況でだ」
「まさか……」

 ツノの視線がおれの股間に向く。
 さっきの困惑したキラーの様子にも若干ムラッと来たからか、さっきよりも膨らんでいる。

「そりゃまずいでしょう……泣いて謝るしか手はないすね。そうすれば不憫に思うかもしれない」
「だよな……」

 おれは決心した。
 これからキラーの部屋まで言って土下座してこようと。

「まずはコレどうにかしないとな……ちょっと籠る」
「はい」


   **********


 処理を終えてキラーの部屋の前まで行くと、おれはキラーに声をかけた。

「なぁ、キラー……悪かった」
「何がだ」
「いや、いろいろと……」

 刺々しい声に、冗談じゃなく泣けてきた。
 今思えば、おれはこいつの優しさに甘え過ぎていたのかもしれない。

「許してくれよ……」
「……」
「別にそんな風にしか見てないわけじゃねェんだ……」

「お前の事、仲間としても大事なんだよ」
「キッド……」

 我ながら情けない声でそう告げると、キラーの口調が少し柔らかくなった。
 そこでほっとする自分が本気で情けない。

「お前が嫌ならもうあきらめる……悪かった」

 そう言って立ち去ろうとした時、キラーの部屋の扉が勢いよく開いた。
 そしてその扉はおれにぶつかり、おれは顔面から反対側の壁にぶつかった。

「キッド……!」

 キラーの慌てた様な声を聞きながら、おれはその場に倒れた。


   **********


 一瞬失った意識を取り戻すと、キラーが部屋の中から何かを持って出てきた。
 それはどうやら未使用のタオルのようだ。

「タオル……?」
「キッド、そのまま動くな。船医呼んでくるから」

 そういうと、キラーはおれにタオルを手渡した。

「血が床に付かないようにコレで鼻押さえてろ」
「おう……」

 キラーに言われて、おれはようやく自分が鼻血を出していることに気づいた。
 どうやらだいぶ強くぶつけたようだ。

「すまない……お前が勘違いしたまま行ってしまうと思ったらつい……」
「勘違い……?」
「おれは別に嫌なんじゃないんだ……ただ、あの状況で知ったのがショックだっただけなんだ」

 キラーの声が少し震えている。どうやら泣いているらしい。

「そういう事か…よ……」

 また意識が遠のく。キラーがまた慌てている。
 せっかく両想いになったのに、こんなの絶対おかしいだろ……。


   **********


 再度意識を取り戻すと、キラーが傍らに座って寝ていた。
 寝ていたと判断したのは、おれが起き上がっても反応がなかったからだ。

「キラー」
「ん……?」

 声をかけると、キラーはすぐに起きた。

「……! キッド、起きたのか!」
「おう」
「明日まで目覚めないかと思った……」

 そういわれて時計を見れば、もう深夜の2時だった。

「船医は大丈夫と言っていたんだが、心配で……本当にすまない」
「気にすんなよ」
「だが……」

 落ち込んだ様子で俯くキラーに、おれは言った。

「わかった。ならおれの頼みを聞いてくれ」
「ん?」
「今すぐ服を脱いで胸を触らせてくれ。そしたら元気が出る気がする」
「……」

 キラーが沈黙する。
 冗談にしてもやりすぎただろうか。いや、半分以上本気だが。

「……わかった」

 しばらくして、予想していなかった答えが返ってきた。

「え、マジでいいのか」
「ああ」

 そういうと、キラーは服を脱ぎ始めた。

 別に今までだって暑いからと上を脱いでたりという場面は見ている。
 だが、今は自分のために脱いでいるのだと考えると、やたら興奮した。

「いいぞ……触っても」

 キラーが顔を逸らしながらそう言った。
 マスクに隠されて見えないが、顔を赤くしてるに違いない。




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