memo | ナノ
2021/07/03 1万打フリリク+1 竜二
いたぶる、ということだったので、徹底的に竜二に竜二らしく頑張ってもらいました。そのためかなり設定が濃い、かつ、重い……というか当サイト史上最長の注意書きになりました。しかも注意書きの内容もひどい。
なんなんだ……

なんというかほっこりする、ギャグ系の話、書けるようになりたいですね…。
日常の中でなんとなく伝わる空気管的な好き、が好きです。言葉にしないでも態度で両片思い的な。



いたぶるというお題をいただいて、最初、裏的要素でのみいたぶる方向でも考えたのですが、まあその前に精神的に追い詰めるよな、と思いこの形に。結末を知ったうえで読むと、そもそも奴良組を出る決定打をやったのは竜二(の式神)だし、結婚すると言って彼女を連れだしたのでもろもろ検査とか証明とかはそもそも不要…ただ彼女を自分のモノにするため、そして彼女の泣き顔をみるため、ただそれだけ。そのために全編通して嘘をつく男。それが花開院竜二。というお話になりました。

だいぶ酷いですが、手段を択ばず嘘をついて最良の結果を手に入れるのが竜二という解釈です(解釈違いでしたらごめんなさい…!)
名字も持っていたのか、いないのかを計りかねたため、過去形で聞いている=前世がある前提でずっと話してたんですよね…

如何せん賢く、自分の限界や立ち位置を知っている男なので、ただ激情に駆られてどうこうする、いたぶる、ということはしないと思ったんですよね…。というか、それをされても雪女がしっかりと凍らせたりなんやらして抵抗するというか、。彼女が無抵抗になる条件が必要だったというか。
あとは竜二×氷麗ではなく、竜二×氷麗成り代わりの場合、氷麗成り代わりが転生者であるが故の悩みってなんだろう、みたいなところを深堀してみました。

そもそも雪麗が組を出ていったのにもかかわらず、自分の娘を本家に送り込んでいることを考えると、その辺奴良組、というか妖怪界隈は入脱退の規則が緩そうなことは気付きそうなもんですが、人間(妖怪?)追い詰められていると視野が狭くなるので…雪女は気付けなかった。
ただ、竜二が二人の時に限って度々女の子扱いしてくれることには気づいていて、それ故に彼に惹かれていた。けれど感情をそれが恋心だとは気づかぬまま、彼に対する畏れとして理解していた。だからこそ、竜二の前では足がすくむし、竜二の式神だったからこそ、式神リクオに襲われたときに、初めてリクオに畏れを感じた。
相手に魅せられたらそれが畏れになる…というのは、妖怪の間では恋愛=畏れな部分もあるんじゃないかなと思ってます。

竜二は結局刺激で彼女を溺れさえて自分に縛り付けたわけですが、たぶんそんなことをしなくても、雪女は竜二になびいたと思います。ただ、彼が主役級のキャラであることの他に、原作から離れたかった転生者でもあるのので、恋心を自覚しても彼に気持ちを伝えたり彼の気持ちを受け入れたりしたかは…微妙だったと思います。
そのそもリクオ×氷麗の公式エンドを覚えていたら、そこにも縛られて動けなかったでしょうし。

夢主が作っていた蓮の花は、金生水の花のレプリカ@氷バージョンです。痛みなどの外的な刺激を受けたら、自己防衛本能で何かしら氷を反射的に生み出すだろうと思うのですが、そのときに、生み出されていたのが水連のような形をした金生水の花、というわけです。
ちなみに水連の花言葉、純真な心とか信頼だとかみたいです。壮絶な皮肉っぷりがいいですね…!
夢主は最初に竜二に会った時の印象から、彼を心の拠り所とするときに氷の花を生み出していましたが、想いが強くなるほど、花びらから花、蕾へと成長していき…最終的にスイレン的な氷花が量産される運びとなりました。たぶん解けない氷でできているので、売ったら生活の足しになると思います。自分で生活できたじゃないか…雪女!!

今回字数の関係で省きましたが、連れ出してすぐのころ、竜二は氷麗成り代わりを徹底的にかわいがり構い倒し心身掌握しきっています。

きっと話の後も、転生とか関係ない、と身も心もともにわからせセッセをされたことでしょう。

というか、夢主を絶望に落として自分の良いようにする系の話、多くないか。いや性癖だけども。ハピエン好きですし、無理やりとか絶望系も、基本的に根底に愛があるものの、ままならなず暴走した愛故…な展開が…夢では好きですね。

なぜあとがきがこんなに長いのか…

最後に、竜二がついた嘘一覧(洗脳も含む)の答え合わせ
・言言をリクオに変身させて雪女を襲わせて助けたのは自作自演
・雪女とリクオが療養時から自分と体を重ねていた(=その時に身籠らせた)とリクオに嘘の情報を伝えた
・雪女が竜二の子供を身籠ったから、結婚して共に暮らすという嘘を奴良組についた
・奴良組を抜ける際に必要な儀式、手順があると雪女に嘘を伝えて色々あれなことをした
・あの手この手を使って奴良組を抜けるには自分と結婚するしかない、自分と共に居るしかないと思わせた
・奴良組からの連絡は一切雪女に伝えていないので現状すら雪女は知らない
・雪女には嘘をつかないと雪女に伝えた
・お前に興味がある、のは嘘、が嘘
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