ゴミ箱 | ナノ


外科医×クルー♀


おはよう、朝だぞ!と扉を明けたら船長は既にもう起きていた、いやきっとまだ起きていたのが正しいだろう。島で医学書だとかで気になるものを見つけるとこうなるのが常だ。

おはよう、と返す声はいつも通り。まだ多分徹夜一日目くらいだろうか。

きちんと寝てくださいといえば薄く開いた唇が己の名を呼ぶ。まだ一日だ、なんて馬鹿みたい。医者だから自分の体くらいわかる、だなんて愚かしい。

だって私から見てもなんだか今の船長は疲れているのだとわかるくらいなんだから!!

じゃあごはんは?いらない。無言になれば茶化すように笑うローを無理矢理ベッドに押し込んだ。
おはようから、おやすみまで

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