誕生日ケーキ



まんまる まっしろ

ふかふかケーキに

生きてきた証の数だけ

堂々とした光を灯す


凝縮された私が

溶けてゆく


前に進んだぶんだけ

強く明るく輝く


次に進むために

たっぷり息を吸い込んで

願いを込めて

吹き消すの


ふっ


とまっくらになるけど

さっきまでの輝きを胸に

また新しい私をはじめよう



×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -