一瞬の心の動きを残そう

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10.17 19:30 / 杳杲 hp e



春の風

夏の風

秋の風

冬の風

私の梢に吹く

[蜘蛛の糸のバイオリン]



09.24 10:34 / VICTOLIA hp e


夕暮れの風吹く坂道
ふとため息こぼれた

憧れは憧れであるように
見つめた空は透き通って

何もかも
心の中見透かされたみたい

この世界でたった1人
思ってくれればいい
それだけできっと癒されてく

こんな私でも
あなた愛してくれる?
小さく揺れる
肩を抱き締めてくれる?
どうしようもないくらい
あなたが好きです


窓の外見下ろした景色
ふと悲しみがあふれた

憧れは憧れであるために
その笑顔はずっとそのまま

何もかも
心の中満たされてゆくみたい

この願いはたった一秒
叶ってくれればいい
それだけできっと強くなれる

こんな私でも
あなた見つめてくれる?
小さく溢す
ことば受け止めてくれる?
どうしようもないくらい
あなたの側にいたい


もしも好きだよと
好きなんだよと涙溢れたら
あなたは困ってしまうでしょ?
このままでいい
少しでも側にいたい





09.06 23:07 / でみたす hp e

昔のよしみで出掛けた
何の気なしに出掛けた
楽しいだけで終わると
そう思い込んでいたんだ

不意に過る君の顔
声が聴きたいけど
夜も遅いし、もう
眠ってしまったかな

その夜僕は穢れてしまったんだ
ただその行為を目の当たりにして
呆然とするしかなかった

心じゃ嫌悪してても
体は上手に反応して
もうどうしようもない
君に嘘は吐きたくないけど
今は会えないよ、ゴメン
どんな顔したらいいのか
まるでわからない

どうか、今夜だけ
孤独に耐える勇気を
こんな状態で君に
会うのが何より辛い

朝日が昇る頃には
少し落ち着くかな
太陽が一番高い頃
また君に会えるといいな



08.23 03:04 / Ego hp e

飽いて終ったの
きっかけは些細な事。

くつくつと嘲笑う声を
聞き流しながら
今日迄来てしまったけれど。

もう、いいかい。

此れで今度こそ
笑ってくれますか。

もう、いいよ。

例え其れが偽りの笑顔でも
嘲笑よりはずっと…

ぼそりと呟いた声は何処にも届かず暗がりに消ゆる




08.14 00:07 / 汐峪ゆう hp e

言葉にならない。
大脳皮質はインパルスを発火しつづけているのに、この溢れ出る感情を微塵も掴めない。
余りに無力だ。
すべては忘却という言葉に至るしかないのか。
存在の確証が記憶でしかないのなら、私は既に存在し得ない。
君の手を握ることなど不可能なのだよ。






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