一瞬の心の動きを残そう

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05.31 17:00 / YUYA hp e

僕はいずれ君も
忘れてしまうだろう
Noiseの中、身を委ね
迎る約束の終焉。

だけど一瞬の想いは
本当だと信じてる
それが、生命の誇り

それでも僕らは
微笑み交わすだろう
それは、生きた証



05.25 21:05 / 灯台 hp e

戦争

それは現金の奴隷になった
人々の働き

それは権力の支配下になった
人々の魂

それは自分が
自分であることを
忘れた世界



05.23 21:02 / 彩 愛 美 hp e

【薔 薇 標】



真っ暗で何も見えない 旅の目的地でも
幾つかの小さな 薔薇の苗を植えて
育てて行けば何時の日にか 花を咲かせて
目的地もはっきりと 見えて来るのだろう

ただ闇雲に 旅を続けていても
標示の無い 分岐点ばかりに出逢う

ただ漠然として 具体性の無い行き先を
きちんとした目標地点に 変えて行ければ
廻り道をしないで 迷う事も無く
辿り着けるように なるのだろう

明確な地名だとか 施設名だとかでも
断片的にでも 解っているのなら
すかさずナビにでも打込み旅立てるのに
全てが手探りで 的が絞れないでいる

決められた期間内に 探し出す事は
出来るだけ無駄の無い 道を歩きたい

だから今は何も無理に 動かずこのままで
自分の目標に合わせた 薔薇苗を選び
育てて行く過程で 見えて来る明日
きっと見付けられる 花を咲かせる

今はまだ動けない それはサボりじゃ無く
ただじっと動ける時を 見極めている

何時か花を咲かせ 進む道が解れば
速度を上げて目標地点に 向かうのだろう
もう迷う事も 躊躇う事も無くて
最短ルートで 辿り着ける








05.22 20:06 / でみたす hp e

貴方に近付きたい。

貴方に憧れて、
飛び込んだ世界
貴方のように
美しく羽ばたきたいと

永久の憧憬がいつか
えもいわれぬ感情となり
歯止めが利かなくなりそう

なれど、
貴方を苦しめぬように
私は唯、貴方への想いを
『尊敬』とだけ称し
長い季節を過ごします。



05.15 18:40 / YUYA hp e

午後の影は日時計
入道雲から射す光
喪失は君では無く
僕自身の中に在る

耳元で揺らぐ音楽
意識から出られず
記憶に混じるノイズ
悪夢の続きを見る

現実は氷のように
ジワジワ体温を奪い
静止画の世界の中
ジリジリ報復を受諾

ただ、無言のまま
光の扉を探している






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