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 そうやって昼夜関係無く慣らされて、触れられただけで感じるようになった。断じて俺のせいじゃない。

「っは、ぁ……つ、ばきっ」
「うん、わかってる」

 布越しの感触がもどかしくて腰を揺らすと、椿は下着に手を差し入れて握った。直接の刺激に震えると、宥めるように目尻に口付けてくれる。

「あ、ぁ…っ、ふぁっ!」

 欲を含んだからかうような声音も観察する視線も、椿に与えられる何もかもに感じてしまう。
 椿の首にすがりつくように抱きつくと、淡い香水の香りが鼻をくすぐる。その匂いにさえも反応してしまうから手に負えない。

「つ、ばきぃ」
「ゆーた、一回イく?」
「……〜っ、やだ!」

 限界が近いことに気付いた椿の言葉に、首を横に振る。すると、彼は状況に似合わないくらい可愛らしく首を傾げた。

「でも、きついでしょ?」
「そ、だけど……でも、つ、椿のでイきたい、から……ぁっ!」

 羞恥に耐えながらいっぱいいっぱいで言うと、ぎゅう!と抱きつかれた。

「優太、優太。うん、僕のでイかせてあげる」
「ひゃっ」

 耳元で低く甘く囁かれて、熱い手の平に性急に求められた。足を開かされ奥を広げながら、胸の突起を吸われて喘ぐ。俺の中を知り尽くしてる椿は、どこが弱いかを知ってる。

「あ、ぅ、ふぁっ…つ、ばき、椿っ」
「中、ぐちゃぐちゃ。きゅって締め付けてくる」

 指で中を擦りながら囁かれる言葉に、余計に中を締め付けてしまう。けど慣らされた体は指だけじゃ足りなくて、もっと熱いものを突き入れて揺すって欲しくてたまらなくなる。
 はしたないとわかっているけど、男としてどうかとも頭の隅で思う。けど、欲しいと思うのは椿の欲望で猛ったモノで。

「つ、椿っ」
「うん?」
「もう、いいから……椿ので……」

 ――俺の中を椿のでぐちゃぐちゃにして欲しい。

 大きな茶の目を丸くさせた彼に、羞恥を忘れ笑みを浮かべて誘うように足を広げる。
 何かが切れたように俺に食らい付いてきた椿の腰に、深く求めるように足を絡ませた。


end

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