相棒からのご提案。



「なぁ次元」
「んー?」
ふきふき
「ちょ、銃の手入れなんかしないでよ二人きりなのに」
「年中お前と居るんだから、適当なときに手入れしとかなきゃなんねぇだろ」
「よりによって今じゃなくてもさぁ」
「しつけーな、なんだよ」
「…次元、俺のこと好き?」
「なっ」
ずるっ
「わ、た、たっ!」
ぱしっ
「なにやってんの」
「っぶねぇマグナム落とすとこだっての、突然なんだよっ」
「答えてよ」
「…わざわざ言わなくてもわかっだろ」
「わっかんないね」
「………」
「次元、俺はお前のこと好きだよ?」
「ッ…言うな」
「なんでさ、言葉にするのも大切だと思うけどなぁ」
「しつこい」
「しつこい男は嫌い?」
「…嫌い、とかじゃねぇよ」
「じゃあなに?」
「………あのな」
「次元。答えて」
「……っす、きといえばまぁ間違いじゃねぇ、かな」
「…じゃあマグナムより俺のが大事?」
「………」
こくり。頷く。
「しつこくしても怒んない?」
こくり。
「俺が1番?」
…こくり。
「俺とシックスナインしてくれる?」
こくり。
「…って、は!?」
「やったぁ!」
「ばっ、おま、今なんて」
「ほらほら次元ベッドルームへレッツゴー!」
「まて馬鹿、お前、ムードってもんを…ってそっちじゃねぇ!なんだそりゃあ!」
「言わせないでよ、…えっち」
「誰がするか!」
「するっていったじゃん今ぁ!」
「しねーよ、あほかっ」
「今日は6月9日だよ!?」
「だからなんだっ」
「シックスナインの日じゃん」
「………」
にこり、ルパンは微笑んだ。

「このっ…大馬鹿野郎ぉぉぉおお!」





相棒からのご提案。
(誰か助けて)







END









 
-----------------------
69って大変そうですよねいろいろと。

120609



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -