会話しかない
「眞悧さんって綺麗な髪してますよね」
「そう?ありがとう」
「男のくせして羨ましいです
ちょっといじっていいですか」
「うんどうぞ」
「キャー!ポニテ似合う
ツインテもえる!」
「うん…全然嬉しくないかな」
――――――――*―――
「今日も外寒かったですよ」
「もう1月も終わるもんねぇ」
「そうなんですよ!1月も終わるのに何故雪が降らないんですか!」
「いいじゃないか、雪なんて余計寒くなるよ」
「寒いのは嫌いですけど雪は好きなんです
…降らないかなー」
「んーじゃあ今度雪があるところにつれてってあげるね」
「え!まじで!」
――――――――*―――
「…ん」
「…」
「んー」
「…」
「ふ、ふぁ」
「…」
「ぶはっ!苦しい」
「もう雰囲気ぶち壊さないでよ」
「だ、だって息できな…」
「いやね、キスは鼻からこう…」
「いいです。きっと聞いてもできません」
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